化学療法における食事への取り組みについて

 当院では、化学療法の副作用で食欲不振や味覚が変化した患者様に、少しでも美味しく食べていただけるように患者様の病態と個々の症状に合わせ、お食事を提供しています。食欲不振時にはお気軽にご相談ください。(*病態によっては、食事内容に制限がある場合があります*)

 例)

  • 味がはっきり分からない ⇒ 味付けの濃いもの
  • 飲み込みにくい ⇒ 水分が多く、のど越しの良いもの
  • 食事の匂いが気になるようになった ⇒ 常温のもの、匂いが少ないもの 等

外来の化学療法室でも食欲不振や体重の維持に関してなど、ご相談に応じて栄養相談を行っています。

★クライオセラピー(冷却療法)★

 化学療法の副作用において、口内炎は比較的発症頻度の高い症状です。口内炎ができることにより、疼痛によるストレス、また水分の摂取や食欲が低下し、栄養状態の悪化につながることもあります。がん化学療法時におけるクライオセラピーとは,薬物投与開始5分前から30分間程度氷片を口に含み,口腔内を冷やす方法です.口腔内を冷却し末梢血管を収縮させ、粘膜細胞に達する抗がん剤の量が減少することで、口内炎の重篤化を防ぐことができます。栄養管理室では、このクライオセラピーで使用する氷を2種類【味無し氷、又ははちみつレモン味】を作成しています。