宗教上の理由による輸血拒否に対する当院の方針について
当院では、宗教上の理由による輸血拒否について、患者様の自己決定権を可能な限り尊重し努力しますが、患者様の命を守るという絶対的な使命があることから、患者様の状態、検査、処置、手術の内容により生命に危険が及ぶと判断した場合、救命のため輸血を行なうことが基本方針です(相対的無輸血治療)。
そのため、宗教上の理由により、患者様やご家族が輸血を拒否された場合、転院を勧告する場合があります。なお、妊産婦もしくは15歳未満の患者様には、同意が無くとも救命に必要な場合は輸血を行います。