脳神経外科,整形外科の栄養管理をしています.

 脳神経外科では麻痺の出現により嚥下機能が低下している方が多く,その方の嚥下状況に合わせた食事提供が必要です.また高血圧症・糖尿病・脂質異常症を有している患者も多いため,入院前の栄養食事評価を行い,再発予防のための食事・栄養に関する栄養指導を行っています.

 整形外科においては,年齢層が幅広く,基礎疾患に様々な疾病を有している方が多いため,病態に適した食事提供とすること,また高炎症状態により栄養状態が低下している方や骨粗鬆症の方も多いため,カルシウムの必要量を含めた食事バランスについて情報提供をしています.

 どちらの科においても,ご高齢の方は特に食欲低下・摂取量不足による脱水や電解質異常をきたしやすいため,食事摂取量や食事含有水分量,食事の電解質組成や血液データの推移には注意して食事調整を行っています.

 他職種連携という視点では,患者様に一番近い存在である看護師より既往,口腔内状況,食欲低下,生活習慣病リスクの高い方等,栄養・食事に関する様々な情報を共有することで,栄養状態に対しリスクのある患者に早期に介入できる体制となっています.

 また脳神経外科では,脳卒中発症により嚥下機能が低下している患者が多いため,言語聴覚士との連携は特に多く,安全を第一に適宜相談しながら食事対応をしています.その他,理学療法士,作業療法士,メディカルソーシャルワーカー,薬剤師より,患者さんから食事や栄養に関するご要望・ご意見等の情報が伝達する仕組みが整っています.

タイムスケジュール

8:30出勤,カルテ情報収集
8:45整形外科カンファ
9:00脳神経外科カンファ・回診
9:45食事調整,栄養食事評価
11:45ミールラウンド・食事評価
12:30休憩
13:30ミールラウンド後の食事調整・記録入力,栄養管理計画書作成,
病室訪問,栄養食事評価,退院時終了評価,栄養情報管理提供書作成

※時間はあくまで目安です.