2024年4月より腎臓内科が新設されました。当科では現在2人の医師が在籍し腎臓病の対応にあたっています。慢性腎臓病は1330万人が罹患し、更に約34万人が慢性透析を必要としている、国民病とも言える病気です。慢性腎臓病は心血管疾患や認知症のリスク因子でもあり、患者さんの健康寿命延伸を妨げています。当科では、他診療科、近隣の病院・クリニックと協力して慢性腎臓病の診断・治療・支援を行うことで腎機能の維持を図ると共に、必要に応じて腎代替療法への移行を支援することで慢性腎臓病患者さんの生命予後、生活の質を改善することを最大の目標としています。クレアチニン上昇や尿蛋白量増加など、腎機能が気になる患者さんがいらっしゃいましたら、どうぞお気軽に御紹介ください。加えて急性腎障害の治療、特殊な腎疾患である糸球体腎炎・ネフローゼ症候群については宮崎大学医学部附属病院腎臓内科とも連携して早期に診断・治療に繋げられるよう努力します。現在は、血液透析設備が1台しかなく積極的な透析患者さんの受け入れは困難な状況ではありますが、今後、血液透析室が新設される予定となっており、将来的にはアクティブに活動できるようになると考えています。なお、腎臓病の診断・治療には血液・尿・画像検査が必要であり、効率よく検査を行うためにも外来初診時には事前予約をお願いしています(緊急時は直接ご相談ください)。皆様にはご不便をお掛けしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
腎臓内科副医長
皆川 明大(みなかわ あきひろ)
卒業年 | 平成22年 |
出身医局 | 宮崎大学医学部内科学講座循環器・腎臓内科学分野 |
専門分野 | 透析、腎臓内科 |
資格等 | 医学博士 日本内科学会総合内科専門医 日本透析医学会専門医 日本腎臓学会腎臓専門医 |
腎臓内科医師
古郷 博紀(こごう ひろき)
卒業年 | 平成29年 |
出身医局 | 宮崎大学医学部内科学講座循環器・腎臓内科学分野 |
専門分野 | 透析、腎臓内科 |
資格等 | 日本内科学会内科専門医 |