NST(Nutrition Support Team)

 医師,看護師,薬剤師,言語聴覚士,管理栄養士,事務員を構成メンバーとしています.

 栄養サポートが必要な患者,またはそのリスクの高い患者に対して,多職種でチームを組み,多角的な視点で,栄養状態の改善および治療効果の向上を目的に介入しています.

 毎週木曜日に対象の患者に対してカンファレンス,回診を行っています.

 2021年度からの取り組みとして,院内でNST NEWSを発行しています.

 栄養状態はすべての治療の基盤となります.NSTのみならず,多くのスタッフに栄養に関するトピックスを発信し,適切な栄養管理ができるよう取り組んでいます.

褥瘡対策チーム

 形成外科医師,看護師,薬剤師,リハビリ(作業療法士),管理栄養士を構成メンバーとしています.月1回褥瘡対策会議を開催し病態,創状態,栄養状態などの情報共有と褥瘡予防や治癒促進に向けた処置や対策検討や勉強会などを行っています.

 週1回で褥瘡回診を行い褥瘡の状態,リハビリの状況,栄養に関して情報共有を行っています.管理栄養士の役割として栄養投与量など確認し各病棟担当管理栄養士に情報共有を行い褥瘡治癒の促進に向けた栄養管理を行っています.

リハビリテーションカンファレンス

 近年「リハ栄養」という言葉も生まれ,治療を進める上で食事とリハビリは切っても切り離せない関係と考えられています.食事をしっかりとっていても運動ができていなければ肥満の原因となり,逆に栄養が不十分な状態で過剰な負荷をかけると体に蓄えた脂肪や筋肉をエネルギーとして使ってしまい,痩せ,低栄養の原因となります.

 患者の治療方針,リハビリの進捗状況,咀嚼,嚥下の評価など情報を共有することで,栄養と運動のアンバランスを予防・改善し,食事形態を調整し,患者に必要な栄養を提供することで治療効果を発揮し,患者をできるだけ元の生活に戻すことにつながります.まさに「チーム医療」ですね.

ケモコミュニティ

 外科医師,外来・4東病棟の看護師,薬剤師,事務,管理栄養士を構成メンバーとし,化学療法に関し月に1度,会議の時間を設けています.現在は化学療法のパス作成に関する議題が中心となっています.